これまで買って読んだKindle本の中から、個人的趣味でおすすめしたい本をまとめてみようという試みです。
まずは、毒とか感染症とか寄生虫とかの話が大好きなワタクシ的に外せない本を幾つか。


毒キノコ・腐臭キノコ・寄生キノコ


『世界の不思議きのこ』、下巻が出てすぐ購入したはいいが積んドルの山に埋もれてしまい、近頃やっと消化できました。筑波大学大学院で菌類学を専攻されている中島淳志さんの3冊目のKindle本になります。


世界の不思議きのこ(下)世界の不思議きのこ(下) [Kindle版]
著者:中島淳志
出版:中島淳志
(2013-05-31)


表紙画像にオビっぽくあしらった煽り文句だけでもう、シビレます。


 猛毒 幻覚
   発光



ああ…(うっとり)


具体的には、こんな構成になっています。

第4章. 「幻惑」の不思議きのこ
(8) 海の向こうの「幻覚きのこ」特集
(9) 海の向こうの「発光きのこ」特集
(10) 海の向こうの「猛毒きのこ」特集

第5章. 世界の不思議「腹菌類」
(11) 腐臭のエイリアン / クラスルス・アルケリ
(12) 砂漠の巨塔 / ポダクシスの仲間
(13) 個性派「腹菌類」大集合 / カルクブレンネラ、スタヘリオミケス、アブラキウムほか

第6章.「寄生」する不思議きのこ
(14) 畸形きのこのグルメ / ヒポミケス・ラクティフルオルム
(15) 常識破りの樹状きのこ / デンドロコッリビア・ラケモサ
(16)マジック・ハンドのヒミツ / ヒポクレオプシスの仲間

目次だけでwktkが止まりません。


B00D4U4HFC_SS本書は、「日本の図鑑ではほとんど紹介されたことがない海外きのこを紹介する」ことを主題としているため、日本に分布する種類は基本的に扱っていません。それでも、日本に近縁種のあるグループは「テングタケ類」「アセタケ属」など馴染みのある分類名で括られているため、割と把握できます。

毒の作用機序とか、事故事例が紹介されていますし、時にはこんな感じで写真もあって、うきうきと読み進めてしまいます。

(※地の色がアンバーなのはKindleアプリの設定によるものです)



今なら上巻が99円


6月15日まで、上巻が99円セール中です。


世界の不思議きのこ(上)世界の不思議きのこ(上) [Kindle版]
著者:中島淳志
出版:中島淳志
(2013-03-28)


“あの”赤ぶつぶつキノコ「 hydnellum peckii 」(※画像検索注意)も紹介されています。


食中毒も風疹も概要把握できる一冊


こちらは大分前に買って読んだ本ですが、毒どくつながりで。


まんがでえがく 日本の感染症 (jまんがでえがく 微生物学)まんがでえがく 日本の感染症 (jまんがでえがく 微生物学) [Kindle版]
著者:吉家 清貴
出版:吉家 清貴
(2013-02-14)


食中毒菌から始まって、麻疹(はしか)や風疹など通り一遍の感染症、果ては性病までカバーした、感染症の概要を把握できる一冊です。

一つ一つの項目は短くて、物足りなく感じるかも知れませんが、これだけ簡潔にしてポイントを押さえていることがとても重要なのです。他人に説明する時の参考になります。し、コンパクトな復習用資料としても有用です。

B00B9I10C4_SSたとえばこれは「風疹」の解説イラスト。各項目ごとに、このような一枚絵と文章から成っています。町の診療所に貼られた広報ポスターのようなヘタウマなイラストが印象的ですね。(※誉め言葉)

そしてたったこれだけの絵に、風疹の典型的症状から先天性風疹症候群(CRS)への警句まで一通り盛り込まれていることに、驚きを覚えます。


著者は、鹿児島大学医歯学総合研究科微生物学分野の准教授・吉家清貴さん。講義資料をKindle化したものだそうです。なるほど納得の構成です。


カイチュウ先生(美化∞)


最近すっかり血液型方面のトンデモ先生として名を轟かせるようになってしまった、カイチュウ先生こと藤田紘一郎博士の本も色々Kindle化されています。

『笑うカイチュウ』『空飛ぶ寄生虫』など、1990年代の著書は当時何冊か買って読んだので、Kindle化されてもスルーしていました。

そんな私も思わず二度見したのがこれ。


にっぽん研究者伝 カイチュウ先生 FILE:1 (KCGコミックス)にっぽん研究者伝 カイチュウ先生 FILE:1 (KCGコミックス) [Kindle版]
著者:岩田 和久・藤田 紘一郎
出版:ブックウォーカー
(2012-12-20)



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衝撃の美化


1冊32ページで、全12巻。全部揃えると1200円。一般的なコミック単行本が200ページで500円前後ですから、そんなに割高な価格設定ではないのですが…、揃えるのは勇気が要ります。


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